イベとぴ ~ふじ楽いず楽~

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28日(土)から下田 白濵神社で白浜神社例大祭開催予定

2023年更新

下田の白濵神社で10月28日(土)~30日(月)に白浜神社例大祭開催予定

今年は規制なし?

 

白浜神社例大祭

白浜神社例大祭

[開催日] 毎年10月28、29、30日

[場所] 伊豆白浜神社


伊豆最古の神社・白浜神社の例大祭。伊豆七島の神々の為に焚かれる7つのかがり火(火達祭)や、御幣流しなど、幻想的なムードを感じることができます。

 


【問い合わせ】伊豆白浜神社 〒415-0012 静岡県下田市白浜2740
電話)0558-22-1183  ファックス)0558-22-8897
http://www.ikonahime.com/

画像提供:下田写真部

 

引用元 伊豆下田観光ガイド-伊豆下田観光協会公式サイト-

 

 

火達祭というお祭りは、

当社御祭神三嶋大明神様が、南方より黒潮に乗ってこの伊豆の地に着かれ富士の大神様のお許しを受けて、この白浜に社を造り、

更に伊豆の沖合に10の島を造り、その島々にお后を置かれお子様をおつくりになられたという、当社の神話にもとづいて行われているお祭りで、

本社である白濱神社の一年に一度の大祭に当たり、その祭りの始まりを島々の后神様や御子神様達に知らせる、合図の火祭りと言われています。


現在では花火等も取り入れた賑やかな物と成っていますが、昔は火達山と言う小さな山の頂で火を焚いて行っていた様です。


火達祭は神社裏の海岸近くで祭典が行われる為、雨天又は雨天の可能性がある場合、翌日の29日同時刻に変わる場合が御座います。

又晴天でも風速が15メートルを超えますと安全性の関係から花火の打ち上げが出来なくなります。

この場合も29日の同時刻となりますので、御理解と御注意下さいます様、御願い申し上げます。

 

例大祭とは、

白濱神社祭典中最大のお祭りです。

御祭神三嶋大明神を中心とする三嶋神族と呼ばれる三嶋大明神の后神達御子神達をお祭りする、伊豆と伊豆七島の神社を守る氏子崇敬者の、平安と繁栄を祈る祭典です。

10月29日 午前11時より祭典が始まります。

 

御幣流祭と言うお祭りは、

当社大祭の最後の日に、本社の祭典が無事終了した事を島々の后神様や御子神様達に知らせ、

更に三嶋大明神様のお気持ちを御幣という青竹を人の背丈ほどに切って、その先に和紙を折って付けたものにのせて、神社裏の大明神岩から島々に向けて流すというお祭りです。

昔からこの時にはオンベ西という西風が吹いて、この御幣を島に運ぶと言われています。

10月30日 神社裏海岸の大明神岩又は海岸で祭典を執り行います。雨天の場合は御殿にて祭典を行います。


御幣流祭は神社裏の海岸で祭典が行われる為、雨天又は曇りでも雨天の可能性がある場合、神社拝殿での祭典に変わる場合が御座います。

又、晴天の場合でも満潮干潮の関係から本来の祭典場所である「大明神岩」での祭典が出来ず海岸での祭典となります事も、御承知下さい。

更に、年によっては満潮時をさけ「大明神岩」にて祭典を行う為、祭典時間を1時間から2時間早めたり遅くしたりする場合も御座いますので何卒御理解と御注意下さいます様、御願い申し上げます。

正確な時間は当日の午後に神社で御確認下さい

 

白浜神社例大祭 予定表

白浜神社例大祭 予定表

 

引用元 伊古奈比咩命神社

 

今年はようやく制限なしで開催かな?

白濵神社の例大祭は火達祭など、人と自然の関わりやあるいは日本人の移動経路とのつながりを感じさせる興味深いお祭りです。

そんな歴史を感じつつ花火大会など盛り上がるイベントもあり楽しいものになっていて良いですね。

 

 

※ここから過去

今年も昨年と同様に規模を縮小して神事中心に行われるようです。

一応、一般の参拝も可能となっていますが三番叟などは行われないようなので楽しみにしていた方は気をつけてください。

 

新型コロナウイルスの感染拡大はこのところ下げ止まりましたね。最近は市町村などの詳細は発表されませんが県全体では1000人前後の数で推移しているようです。もう少し少なくなると安心感があるのですが……

これから寒くなるとウイルスの活動も活発になりそうですし、ここから再び感染拡大が始まるとまた規模が大きくなりそうで嫌です。

 

最近、知り合いの高齢者の方がお亡くなりになりました。

こちらの方は少し前に新型コロナウイルスに感染しました。肺を患っており基礎疾患があったため即、入院。しばらく入院して検査の結果、陰性と判断されて新型コロナから回復と判断されました。

ただコロナではなくなりましたが身体は回復していないのでそのまま一般病棟へ。そして基礎疾患の肺の病が原因で亡くなりました。

この方、亡くなった原因は新型コロナではなくて持病のためということになるんですよね。重症者の方が退院して新型コロナ患者の数が減っても、その後全ての人が無事ではないとあらためて気付かされました。

数字に出ない死者がいること、そして基礎疾患がある高齢者などには絶対に感染させてはいけないとあらためて考えさせられました。

そのためにはとにかく感染者を増やさないこと、ウイルスを拡散させないことが大切です。自分は大丈夫だと思っても、世の中には大丈夫ではない方もいるのです。

世の中には年寄りなんか死んでもかまわないという意見もあるようですが、誰しも年をとることをお忘れなく、人ごとではありません。

 

※ここから過去

普通に開催されそうな雰囲気でしたが、やはり関係者のみの神事だけの開催になったようですね。

世の中、思っていたよりも感染拡大に歯止めがかかり良好な状態に移行しつつはありますが、やはり基本的な予防をないがしろにできる状況ではありません。

少人数での旅行などは可能となりつつありますが、明らかに密になるのが目に見えているお祭りなどの人の集まる行事の開催はまだまだ主催者側も万一を思うと踏み切れないかと思います。

でも焦ることはないでしょう、少しずつ日常を取り戻せるようにやっていくだけです。

夏に比べたら随分と楽な状況にはなっていますが、ここに来て急激に気温が下がっているのでウイルスの活動も活発になるでしょうし、ちょっと注意が必要かもしれませんね。

 

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白浜神社例大祭は地元白浜にとっても大きなお祭りのようで期間中は、いつもは静かな境内には屋台が並び人々が溢れ、山車や御神輿が練り歩き、とても賑わいます。

例大祭では火達祭、三番叟、御幣流祭の3つの神事が日ごとに行われます。

その中でも特色があるのが初日の火達祭です。
神社裏で執り行われる神事で火を焚いて伊豆七島の神々に例大祭の始まりを知らせる合図なのです。

何故伊豆諸島の神様なのかといいますと、ここ白濵神社はもともとは御島またの名、三嶋大明神を奉る神社だからです。

三島にある三嶋大社はこの地から現在の地へと遷座されたと思われます。
つまりここは三嶋大社の元宮に当たる重要な地なのですね。
そしてこの地は三嶋神が初めて上陸した場所とされています。

それは何処から?

と問われれば、まさに伊豆諸島からなのです。
三嶋神とは伊豆諸島を創造した神様なのですから。


白濵神社は別名を伊古奈比咩命神社とも呼びます。
こちらの主祭神の伊古奈比咩命(いこなひめのみこと)は三嶋神の后神なんですね。三嶋神が退いた地に后神が残り守る形になっています。これは三嶋神が伊豆諸島の各島に后を置いていたとういう話にも繋がります。

そのため白濵神社では伊古奈比咩命を主祭神としながらも例大祭ではまず最初に火を焚いて御島の神にこれからお祭りを行いますよ、と合図を送るのでしょう。

まさにこの神社だからこその神事なのです。


二日目には例大祭が行われて三番叟が奉納されます。

 

三番叟

三番叟の舞は、揉ノ段と鈴ノ段に分かれる。前半の揉ノ段は、面を付けず、足拍子を力強く踏み、軽快・活発に舞う。後半の鈴ノ段は、黒式尉を付け、鈴を振りながら、荘重かつ飄逸に舞う。

翁の舞が、天下泰平を祈るのに対し、三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐといわれ、足拍子に農事にかかわる地固めの、鈴ノ段では種まきを思わせる所作があり、豊作祈願の意図がうかがえる。

三番叟 - Wikipedia

とWikiにあります。

こちらのお祭りでも意味合いは同じものでしょう。
かつては伊豆のあちこちで行われていたようですが、現在下田で舞われるのはここ白濵神社だけとなっているようです。
およそ300年前からの伝統のようですが、2400年の歴史のあるこの神社からするとわりと最近の風習ですねw

 

そして最終日の御幣流祭です。

その名通り御幣を海に流してお祭りの終わりを知らせる神事ですね。
神社の脇の浜にある鳥居のところで行われます。
オンベ西という名の西風は初めて知りました。
この時期にこの西風を捕まえると伊豆諸島付近に辿り着けるということでしょうか。大変興味深いです。


こうして書いていてもやはり面白いのは初日の火達祭ですね。
海岸で火を焚くだけで一件地味ですがが、最後には花火を上げてフィナーレです。かつては火達山で火を焚いていたものが、現在では進化して花火を打ち上げるようになりました。知らせの合図だとすればよりわかりやすいものへと変化したのだとも捉えられます。

その意味合いも考慮するととても興味深い神事ですね。


最初にも書きましたように普通の露店も並ぶお祭りなので普通にお祭り気分を味わいたい方にももちろん楽しめますよ。

 

 

白浜神社例大祭の基本情報

地図

近隣からのアクセス

 

135号沿い、下田プリンスホテルの隣の森になります。

通常の駐車場は神社の白浜大浜側にあります。道路に16と書かれた標識のあるところです。

当日の駐車場のことはわかりません。
神社の駐車場だけでは足りないでしょう。

お隣の漁協かプリンスホテルの駐車場などが開放されていれば良いのですが……

ない、となると周辺の有料駐車場しかなくなってしまいますね。詳しくは現地で確認願います。

公式情報

【問い合わせ】

伊豆白浜神社

〒415-0012 静岡県下田市白浜2740

電話)0558-22-1183  ファックス)0558-22-8897

外部リンク 伊古奈比咩命神社

下田の白濵神社で10月28日(金)~30日(日)に白浜神社例大祭は神事中心で縮小して開催予定

※2022情報

令和4年10月例大祭について

 

2022年度も、昨年にひきつづき新型コロナ感染症感染防止の観点より神事中心で一般公開の部分は縮小し斎行されます。

三番叟、御神輿などは中止、火達祭のみ

『マスク着用』『三密を避ける』『大声を出さない』等のマナー厳守で一般公開となりました。

一般の御参拝は可能となっております。

引用元 伊豆白浜の観光情報が満載 | 伊豆白浜観光協会公式サイト

 

下田の白濵神社で10月28日(木)~31日(日)に開催予定の白浜神社例大祭は代表のみで開催 神賑行事は中止

※2021年情報

令和3年10月例大祭について

 

現在新型コロナウイルス感染者数は減少していますが、
本年の例大祭は神職、総代で祭典を執り行い、
神賑行事は中止となりましたので、何卒ご理解下さい。

社務所

引用元 伊古奈比咩命神社

 

 

下田の白濵神社で10月28日(水)~30日(金)に開催予定の白浜神社例大祭は神社総代の代表者のみ参列で祭典を行います

※2020年情報

 

白浜神社例大祭

白浜神社例大祭

引用元 伊古奈比咩命神社

 


今年の例大祭は代表者のみで執り行うようです。

花火などの人出のある賑やかな行事は行わないようなので、用のない方は足を運ばないようにしましょう。

 

それにしても新型コロナウイルスはやはりすさまじいですね。このようなお祭りすらも縮小しなければならないとは、何ともはや……

今年はあらゆるお祭りが中止になっていて、頭では分かっていても見るたびに寂しくなります。

来年は一体どうなっているのでしょう?

広まらないための予防はあっても新型コロナウイルスそのものが無くなるわけでもなく、それに対抗する手段が無ければこのままの状態でやっていくしか無いのでしょうか。そう考えると気が重くなります。

一日も早く押さえ込める手段が欲しいですね。