2024年更新
本栖湖で5月17日(金)に山神社を起点に本栖公家行列開催予定
富士河口湖町の無形民俗文化財
300年もの昔から伝わる古いお祭りです。
毎年5月17日に行われる「本栖公家行列」は、江戸時代に、徳川家康から命を受け、本栖関所で駿河国境の警備に当たっていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)が、若者の士気を鼓舞するために始めたと伝えられている伝統行事。
大名や大名の傍らで仕える近侍(きんじ)、行列の先導をつとめる徒歩(かち)などそれぞれの役に扮した村人たちが、本栖湖畔にある山神社を出発し、国道沿いを練り歩きます。
めずらしい装束もさることながら、足元に脚半を巻き、わら草履を履いた奴(やっこ)たちが、掛け声を上げて槍を小気味よく操る姿は、見応え十分。
歴史に培われたこの地域ならではの、晴れやかなお祭りです。
詳細
開催日時:2024年5月17日(金)開催会場:本栖山神社よりスタート
駐車場本栖湖湖畔沿いの駐車場をご利用ください。【無料】
入館・入場料無料です。ごゆっくりとお楽しみください。
アクセスお車
中央自動車道ICから国道139号経由で、本栖湖方面へ30分
河口湖駅よりタクシーで30分バス
河口湖周遊バスBlueLine:50分
※過去情報
【下記は過去のスケジュールです。今年の日程は変更になる可能性があります。】
10:00~ 神事(山神社)
11:00~ 行列(14:00頃まで)
※行列中は、国道139号・300号本栖周辺が片側車線規制されます
問い合わせ先
本栖湖観光協会 TEL.0555-87-2518
本栖公家行列
5月17日
江戸時代に、徳川家康から命を受け、本栖関所で国境の警備に当たっていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)が、若者の士気を鼓舞するために始めたと伝えられている300年以上続く伝統行事である「本栖公家行列」は、毎年5月17日に執り行われます。
富士河口湖町の無形民俗文化財にも登録されました。
戦国時代の本栖に「中道往還」という甲斐国(山梨県)と駿河国(静岡県)を結ぶ街道が通っており、その国境がある重要な場所(関所)でした。
山梨県の名物の1つである「鮑の煮貝」は駿河湾で獲れた鮑を加工し、醤油漬けにして木の樽に入れ、馬の背に乗せて中道往還を通り、甲斐に運んだところ、馬の体温と振動によって醤油が程良く染み込んで、甲府に着く頃にはちょうど良い味に仕上がったという伝承があります。
足元に脚半を巻き、わら草履を履いた奴(やっこ)たちが、「アーサーテーサー アーヨーヤーナ」の掛け声とともに槍を小気味よく操り、大名や大名の傍らで仕える近侍(きんじ)、行列の先導をつとめる徒歩(かち)などそれぞれの役に扮した住民が練り歩きます。
歴史に培われたここ本栖湖ならではの、晴れやかなお祭りです。
祭りの準備と伝統祭りの準備は、「男衆だけでおこなう」というのも伝統が引き継がれており、夜に公民館に集まり、お花の準備しながら、練習もおこなっております。
また、祭りの前日、若い衆は、身を清めるため「山神社」に泊まり、祭りに備えるという伝統も引き継がれております。
行列の先頭の飾りの上にある花飾りは「お守り」として配られており、その際、ティッシュに賽銭を包み神輿に投げ込むという慣わしもあります。見物にいらして頂いた際は、是非、お手にとってみてください。
そして、平成29年5月17日に執り行われる「本栖公家行列」は、神輿、装束を約100年ぶり?に一新させて頂きましたので住民一同、気合いが入っております!!!
本栖公家行列の新たな歴史の幕開けを多くの方にご覧頂ければと思っております。
平成29年度 本栖公家行列 開催のご案内開催日時:平成29年5月17日(水) 10:15頃〜14:30頃
10:15 お披露目式(山神社境内前)
10:30 神事
11:00 山神社 宮出し
12:00 休憩
13:00 出発
14:30 山神社 宮入り場所:山神社(富士河口湖町本栖381)
山神社を出発し、国道沿いを練り歩きます。アクセス
お車の場合は、本栖湖観光協会前の県営駐車場にお止めください。
昨年からコロナ禍が明けて完全に再開されました。ことしもまた例年通りに開催されそうですね。
男衆だけの集まりということで今の世の価値観に逆行しているようにも捉えられてしまいそうですが、歴史と伝統を重んじて維持することも大切です。何でもかんでも壊してしまうのは乱暴すぎます。
差別はよくないですが区別は必要かと思います。
※ここから過去
今年はようやくこちらも完全復活になるのかな?
昨年のような規模縮小での開催との標記も見当たりません。となれば久しぶりの行列で参加者にも気合いが入りそうです。
行列により周辺土於呂で一部交通規制がありますので当日こちらを通過予定の方は気をつけてください。
※ここから過去
なかなか更新していませんでしたがさすがに緊急事態宣言を受けてか、お祭りの中止が出ました。
これだけお祭りが中止になっている中での開催は考えられないのでそのうち出るだろうとは思っていましたので意外ではありませんでした。
その緊急事態宣言もいよいよ解除しそうな雰囲気ですね。
実際、全国的に見ても感染者数はぐっと少なくなっています。まあ、死亡者数はかなり増えたので心配であることには変わりませんが。
このところ回復者数も増えていますが、退院のためのPCR検査を2回から1回に変更したとの話しもありますがどうなんでしょう?
もともとPCR検査は症状の弱い人では確率が低いことはすでにわかっていることです。ただ2週間隔離されて何もなければ、まぁ、おおよそ大丈夫であろうと判断できるようになって来たのでしょうか。
患者数も増えて色々と判明してきたこともありますから統計的に大丈夫であると言えるのかもしれませんね。
ただこの新型コロナウイルスは再度感染するともいわれていますし、なかなか気が抜けません。
私自身、我慢のゴールデンウィークが終わって、これで一安心と気が緩んでしまっています。皆さんも同じではないかと思います。
そうは言ってもまだまだこのウイルスの特効薬があるわけでもありませんので、このまま夏に向けて刹那的であっても収束するかどうかを観察していく必要があります。
マスクも暑くて辛いですが、もしばらくだけ気を引き締めて状況の推移を見守りましょう。
※ここから過去
戦国時代には甲斐国(山梨県)の甲府と駿河国(静岡県)の吉原を結ぶ中道往還、静岡県民には甲州街道で知られている道がありました。
当時は軍用道路としての色が濃く、武田氏は古関と本栖に関所置いています。
時代が下り江戸時代になると、清水や沼津から海産物や塩を内陸に運ぶ重要経路となります。
山梨名物の一つ「鮑の煮貝」は、アワビを現地で醤油漬けにして木の樽に詰めて馬に運ばせると甲斐に着く頃には丁度良い味となったともいわれています。
また清水にはその当時の名残として清水区港町向島にいまだに山梨県の飛び地が存在しています。
それはともかく、ここ本栖には関所のある重要拠点であった名残でしょうか、このような行事が残るようになったようです。
それ程派手なイベントではありませんが、地域の方たちが力を合わせて盛り上げています。
「アーサーテーサー アーヨーヤーナ」の拍子に合わせた掛け声と共に奴が槍を掲げる、ちょっと不思議な感じもする行列です。
古道、旧道としての中道往還に興味のある方もその歴史の一部としてこちらのお祭りは如何でしょうか。
道路規制もありますから、当日現地を通過予定の方は気を付けてくださいね。
本栖公家行列の駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
本栖湖観光協会前の県営駐車場が指定されています。
139号から本栖湖に折れて本栖みちをそのまま直進しますと、湖畔に降りる交差点がありますが直進、その先右手に観光協会で、向かいの左手側が駐車場です。
駐車料金は無料
公式情報
問い合わせ先
本栖湖観光協会 TEL 0555-87-2518
外部リンク 富士河口湖 総合観光情報サイト
5月17日(月)に本栖湖の山神社を起点に開催される本栖公家行列は本年は神事のみ執り行われます
2021年神事のみ行います
外部リンク 本栖公家行列|富士河口湖町観光情報サイト
観光協会さんの方では長らく未定でしたが、やっぱり神事のみとなっていますね。
昨年もそうでした。
みんな、すでに新型コロナウイルスが蔓延せいていることになれてしまっていて感覚が麻痺していますが、一年前に比べると今の感染者数はかなり多いです。それだけ危険な状況に置かれているということです。
こう言われても渦中にいる人間にはピンとこないかと思います。私も正直、感覚的にはピンときていません。ただ理性的に数字を観れば、一年目より危険な状態であることは明白です。
まさに真綿で首を絞めるようにじわじわと追い詰められていて心が理解できていません。
多分この状態そのものが危険なのでしょうね。そしてこの感覚的な部分はなかなか修正できないでしょう。
状況を打破できる方法はやはり一日も早くワクチンを接種することでしょうか。
ワクチンを打っても100%有効なわけではなく感染拡大はなくなりませんし、完全に以前の生活に戻れはしないものの、それでも重傷化率が下がれば医療機関も空きますし、危険度はかなり下がるものと期待しています。