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富士山環境展8 『猟師と鹿の解体』他が開催されるよ

 富士宮市の富士山環境交流プラザで3月2日(土)に富士山環境展の一環として『猟師と鹿の解体』が開催されます

イベント案内

富士山環境展8

富士山環境展8

2019年3月2日(土) 13:00~17:00

開催場所 富士山環境交流プラザ 工作室、及び屋外

対象 小学生以上 *小学生は保護者同伴(別途要参加費)定員 15名 *先着順
料金 5,000円
持ち物 汚れてもよい服装
講師 井戸直樹さん(森のたね)、遠藤和帆さん(染織工房豆) ほか
<申し込み>
2月27日(水)の17時までに「富士山環境交流プラザ」までお電話にてお申し込みください。
0544-59-0050  *定員に達し次第、受付終了

 

引用元 「富士山環境展8 併設イベント(1) ワークショップ『猟師と鹿の解体』」 富士山環境交流プラザ | 静岡県富士宮市

 

こちらはちょっと変わったイベントですね。
鹿の解体を体験できるそうです。
残酷そうにも思えますが、富士山麓では鹿が増えすぎて困っています。
何故困るかと言えば、大量に増えた鹿が餌を求めて群れで牧場に侵入し、育成した牧草を食べ尽くしてしまうからです。

もちろん被害はそれだけではありません。
餌の乏しい冬期の間、鹿は樹皮を剥いで食べたりしますが、鹿が大幅に増えてしまったために自然の樹木が立ち枯れを起こしています。これはもう鹿による自然破壊です。

昔に比べ猟師も減り、また動物保護の観点から動物を殺す行為を忌むものとして保護したツケが、大量増加に繋がってしまっているのではないでしょうか。

その結果としてどうしても周辺環境を維持するためには鹿を間引かなければならない結果になってしまっています。
ただ鹿も生き物ですし大切な命です。無駄にするような行為はすべきではありません。
間引いて奪ってしまった命を無駄にしないためにも 有効活用して報いるべきだと思います。

増えるのは自然の事でそれで木が枯れるのも自然なのだから人が手を入れるのは間違っている、と思う人もいるでしょう。

しかし古来より日本では人と自然は共存関係にありました。この国ではまったく手付かずの場所の方が珍しいと思います。それはそれで大変貴重であり、
なんとしても維持して欲しいと思います。でもその思想自体が既に人の介入に他ならないわけでして結局、人と自然は切り離せません。

人と自然の付き合い方、命のあり方など色々と考えさせられるイベントです。
興味を持った方は参加してみてください。

期間中には他にもイベントが開催されます。そちらもどうですか?

 

  • 3月 9日(土) 鹿骨入り陶土でお皿をつくる
  • 3月17日(日) 鹿の解剖実習        
  • 3月17日(日) ギャラリートーク&野生動物をいただく
  • 3月23日(土) 3Dの鹿を作る        
  • 3月23日(土) 鹿革ペンケース作り
  • 3月24日(日) 鹿皮竹太鼓作り       
  • 3月24日(日) 猟師のなめし革でパスケース作り

またこちらの富士山環境交流プラザは世界遺産富士山 山宮・村山ゾーンサテライト施設でもありますので合わせてお楽しみ下さい。

 

富士山環境交流プラザの駐車場などの基本情報

地図

近隣からのアクセスと駐車場


富士宮登山道を登っていき、山宮浅間神社手前の信号機のある山宮北交差点を右折して469号へ。
後はしばらく469号を道なりに進みますと左側に富士山環境交流プラザがあります。

駐車場 50台 無料

公式情報

 お問い合わせ
富士山環境交流プラザ

〒418-0011 富士宮市粟倉1618番地の9

電話番号: 0544-59-0050

ファックス番号: 0544-59-0050

メール:fkk_plaza@city.fujinomiya.lg.jp