2024年更新
- 山梨の富士吉田で8月26日(月)吉田の火祭り 27日(火)すすき祭り開催予定
- 山梨の富士吉田で開催予定の8月26日(木)吉田の火祭り 27日(金)すすき祭りは規模を縮小して開催予定
- 8月26日(月)に山梨の富士吉田で吉田の火祭り、27日(火)にすすき祭りが開催されます
山梨の富士吉田で8月26日(月)吉田の火祭り 27日(火)すすき祭り開催予定
日本三奇祭も例年通り
【スケジュール】
8月26日(月)
14:30 北口本宮冨士浅間神社、諏訪神社にて神事
17:00 神輿渡御 (明神神輿と御山神輿)
18:30 御旅所着輿(上吉田コミュニティセンター)
松明点火(神輿到着次第)
22:00 大松明撤収開始
8月27日(火)
13:15 御旅所にて神事(上吉田コミュニティセンター)
14:00 神輿発輿(明神神輿と御山神輿)
15:30 金鳥居祭
18:00 御鞍石祭
19:00 北口本宮冨士浅間神社にて神事
~ 吉田の火祭りとは ~
毎年8月26日、27日に行われる「鎮火大祭」は、「吉田の火祭り」と呼ばれ、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社のお祭りです。
26日午後、本殿祭、諏訪神社祭が催行され、大神輿、御影は参拝者で賑わう氏子中に神幸。暮れ方に御旅所に奉安されると、時同じくして、高さ3メートルの筍形に結い上げられた大松明90余本、家毎に井桁に積まれた松明に一斉に点火されると、街中は火の海と化し、祭りは深夜まで賑わいます。
27日午後、二基の神輿は氏子中を渡御し夕闇迫る頃、浅間神社に還御する。氏子崇敬者が「すすきの玉串」を持ち、二基の神輿のあとに従って高天原を廻ると祭りは最高潮に達します。27日を「すすき祭り」とも称します。
吉田の火祭りの歴史
「吉田の火祭」は、毎年8月26日、27日におこなわれる北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社のお祭りです。元来、火祭は、浅間神社ではなく、諏訪神社の祭礼であり、『甲斐国志(かいこくし)』においては、上吉田(かみよしだ)村諏訪明神の7月22日の例祭として町中で篝火(かがりび)を焚くとあり、上吉田の産土神(うぶすながみ)であると記されています。火祭は諏訪神社の神主である佐藤家を中心とした諏訪神社の祭りでしたが、浅間神社の社司(しゃし)や御師が関わるべき祭りでもあったことを伝えています。
火祭りの神事
二日間にも渡る富士山鎮火祭では本殿祭・諏訪神社祭から還幸祭まで多くの神事が行われます。
どんなことが行われるのかを詳しく解説します。
吉田の火祭とは
「吉田の火祭」は、夏の富士山の山じまいのお祭りとして毎年8月26日、27日におこなわれる北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社のお祭りです。
元来、火祭は、浅間神社ではなく、諏訪神社の祭礼であり、『甲斐国志(かいこくし)』においては、上吉田(かみよしだ)村諏訪明神の7月22日の例祭として町中で篝火(かがりび)を焚くとあり、上吉田の産土神(うぶすながみ)であると記されています。
火祭は諏訪神社の神主である佐藤家を中心とした諏訪神社の祭りでしたが、浅間神社の社司(しゃし)や御師が関わるべき祭りでもあったことを伝えています。26日午後、本殿祭(ほんでんさい)、諏訪神社祭が催行され、大神輿(おおみ こし)、御影(みかげ)は参拝者で賑わう参道を下って表通りに出て、氏子町内を一円します。
暮れ方に御旅所に奉安(ほうあん)されると、時同じくして、高さ3メートルの筍形に結い上げられた大松明70余本、家毎に井桁(いげた)に積まれた松明(たいまつ)に一斉に点火されると、街中は火の海と化し、祭りは夜遅くまで賑わいます。27日午後7時頃、2基の神輿は氏子中を渡御し夕闇迫る頃、浅間神社に還御(かんぎょ)します。
氏子崇敬者が「すすきの玉串(たまぐし)」を持ち、二基の神輿のあとに従って高天原(たかまがはら)を廻ると祭りは最高潮に達します。27日を「すすき祭り」ともよんでいます。
神輿と見物客とが一体になって、夕闇の境内を廻るさまは、まさに荘厳の一語につきます。火祭りの起源
記録によると、諏訪神社は今から約500年以上前からあることがわかっています。「吉田之新宿帳(吉田のしんじゅくちょう)」という上吉田の町が新しくできたことを記録した元亀(げんき)3年(1572)の資料には、神輿が通る道のことがかかれているので、約400年以上前にはすでにお祭りがおこなわれていたと考えられています。
また、富士山型の御影(御山神輿)も約400年以上前からかつがれていたことが古い記録から推定されています。
ちょっと天気は下り気味ですが火祭りが雨を追い払ってくれるかな?
暑さに関しては徐々にですが落ち着きを取り戻しつつあるようで、当日はそこそこ良い案配になるかもしれません。都市部から訪れれば日が落ちてからは少しは過ごし安く感じそうです。
最近は外国人観光客も増えてますし、どんな雰囲気なんでしょうね。
※ここから過去
今年も問題なく開催させそうです。ただ天気は雨が降るかもしれません。
多少の雨ならば開催されると思いますが、悪天候の時は公式で開催の可否を確認してから足を運ぶようにしてください。
また当日は交通規制もありますし、周辺は混雑が予想されるので富士吉田を通過予定の方は気をつけてください。27日は山中湖でもイベント最終日なのでそちらも混む可能性があるので周辺に行く方は気をつけて、といいますかこちらのお祭りに行かなければ近付かない方が無難かも(汗
※ここから過去
昨年は一般の方の参詣お控えのお知らせが出ていましたが、今年はそのような規制は今のところ出ていないようです。
今年は県外からも見に行けるかな?
ただ天気がちょっと心配ですね。崩れなければ良いのですが……
最近は感染拡大も頭打ち気味ではありますが、感染者数は相変わらず高止まりしています。この結果を受けてお祭りの開催に変更がある場合もありますのでお出かけ前には必ず公式サイトなどで最新の情報を取得して下さい。
※ここから過去
吉田の火祭りは日本三奇祭にも数えられる国指定の重要無形民俗文化財です。
二日間のお祭りですが、やはり観光のメインは26日の夕暮れからでしょう。
この光景は余所ではちょっと味わえないものです。奇祭の所以ですね。
神輿が御旅所に到着し奉安された後、吉田の本町通には高さ3メートルほどの巨大な松明が70本ほど立ち並び、日の落ちる7時前くらいから松明に火が灯されます。
それに合わせて家ごとに井桁に積まれた松明にも一斉に点火し、通りは炎の色に染まります。
その姿は日が沈むにつれて更に勢いを増し、勇壮な光景となって深夜まで続きます。
通りには人が溢れて凄い熱気で、松明の炎の熱さも加わり心も身体も熱いです。物理的に熱いですw
でもそれがいいんですよ。
文献を遡れば400年以上前から続くこのお祭りですが実はその起源ははっきりしていないそうです。
浅間神社の木花開耶姫命のお祭りでもありますし、北口本宮浅間神社の元になった諏訪神社の信仰も感じ取れますが、それにしては異質すぎる気もします。実はもっと古く地元の民間伝承に根ざす何かがその大本に隠れているのではないかと勘繰りたくなります。
ただ云えることはこちらは間違いなく火が主役のお祭りです。通りに焚かれた松明の炎は見た人の心を鷲掴みにして放してくれません。それほど印象強いお祭りなのです。
この付近ですと火祭りはこちらと南部の火祭りがなかなか強烈で印象的なのですが、吉田の火祭りは街中で行われ、人も多く活気と熱気にあふれてとても熱いお祭りで、日本10大火祭りにも数えられるというのも誇張ではないのかもしれません。あ、わたしは他の火祭りを知らないのですがw
吉田の火祭りは決してよそでは似たものを見ることもできない体験だと思いますので、興味の湧いた方は足を運んでみてください。
こちらのお祭りも大変混雑しますし交通規制もかかりますので、お出かけの際は事前に情報を入手してください。
尚、こちらのお祭りは雨天決行です。
吉田の火祭り・すすき祭りの駐車場などの基本情報
地図
近隣からのアクセスと駐車場
以下に詳しく出ているので参照して下さい。
外部リンク 道路規制図(8月26日 吉田の火祭り).pdf
外部リンク 道路規制図(8月27日 すすき祭り).pdf
また富士急行線は吉田の火祭り臨時ダイヤとなっているので電車利用の方は公式で確認してください。
公式情報
ふじよしだ観光振興サービス 0555-21-1000
お祭り当日(19:00以降)は 0555-23-8705
外部リンク 国指定重要無形民俗文化財 日本三奇祭 吉田の火祭り|富士吉田 旅の特集|【公式】富士吉田市観光ガイド
山梨の富士吉田で開催予定の8月26日(木)吉田の火祭り 27日(金)すすき祭りは規模を縮小して開催予定
※2021年情報
※2021年の吉田の火祭りは規模を縮小し開催いたします。
※2021年の吉田の火祭りは神社関係者と一部の協力者のみで神事を斎行いたします。
お楽しみになさっていた県内外の皆様方には、大変心苦しい限りではありますが、コロナ禍の現状下でありますので、参詣はお控えいただきますよう何卒お願い申し上げます。来年の「吉田の火祭り」をどうぞご期待ください。
【火祭りの実施内容】・神社関係者、協力者のみで神事を斎行いたします。
・神輿はトラックに積載し巡幸を行います。
・国道に大松明を設置し、焚き上げを行います。
・露店の出店は一切行いません。
・臨時駐車場はございません。
【県内外の皆様へのお願い】
コロナ禍の現状下でありますので、ご参拝はお控えいただきますようお願いいたします。
来年「吉田の火祭り」をお楽しみください。
新型ウイルスが世界中で猛威を奮っている現下、誠に不本意ながら本年の開催は出来ないと関係者協議の上判断し、中止の決定をさせて頂きました。
祭典を楽しみにして下さっていた皆様には大変申し訳ない限りでございますが何卒この苦境をご賢察頂きますようお願い申し上げます。
この感染症の一日も早い終息と皆様方のご健勝をお祈り申し上げております。
北口本宮冨士浅間神社ふじよしだ観光振興サービス
県外からの来場は控えるようにとあります。
山梨県でも今回はかなり感染者数が出ていますので地元の方も苦しいと思います。
それでも神事だけは継続したい伝統を田でさせたくないとの思いからこのような形になったのでしょう。
今年は車で行っても臨時駐車場も用意されていませんし、露店もありません。観光客はお呼びではないと心得た方が良いです。
また地元の方も当日は交通規制があるので気をつけて下さい。
純粋に地元だけで神事を継続する目的であり、地元の方たちが参加するだけのお祭りです。余所の地域の方は今年は遊びに行くのを控えるのがよろしいかと思います。
周辺は緊急事態宣言出された県で囲まれているので県境を越えた移動はできないことになっているのでまさか遊びに行く人はいないと信じたいですが……
こんな時期なので行動は慎重に。
ここから過去
こちらも大変人気の高い大きなイベントなので規模を考えると開催できないのでしょう。
これだけの神事もできない事態など想像もできませんね。
それこそ富士山が噴火したり大地震に見舞われたりと天変地異のことしか考えられませんでした。
しかしそう考える今の新型コロナウイルス災禍はまさに災害レベルの惨事であるとも考えられます。
国内では死者の数が少ないので、今回の感染症を軽く見る向きをもありますが、世界に目を向ければどれだけの人がこのウイルスのせいで命を失っていることか。また経済的損失で生活を脅かされていることか。
本当に大変な時代が訪れているとお祭りの中止から感じずにはいられません。
こんなウイルスたいしたことないとの意見もあります。
確かにそうかもしれません。でもそれを語る人は何を持ってそう言い切れいているのか疑問です。
今度の新型コロナウイルスはこれまで人類が接触したことのないウイルスでありその実態も掴めていなければ対抗策もありません。
ただの風邪――あるいはそうかもしれません。しかし肺を患い、臓器にダメージを与え、血管を損傷し味覚などの神経系にまで影響のある風邪をただの風邪といえるのか。
インフルエンザの方が酷い――発症者の割合を考えると確かにインフルエンザは広がり易いし目に見える割合は多いかもしれませんが、この夏場にこんなに流行したいことありますか? また自覚症状がないため本人が気がつかずにばらまくことはありますか?
これまでの経過からもインフルエンザよりもよほど広がりやすいし。死亡割合が低くとも感染者数が広がればそれだけ増えるわけでインフルエンザよりもたちが悪いことは明白だと思うのですが。
未知ほど怖いものはありません。
今は慎重に動くことが大切です。あとで振り返って過剰であったとしても、それが分かるのは未来の話しです。今を生きるのならば今を守っていかなければなりません。
それが自分の命、愛するものの命を守ることに繋がっています。
8月26日(月)に山梨の富士吉田で吉田の火祭り、27日(火)にすすき祭りが開催されます
※2019年情報
日本三奇祭にして国指定の重要無形民俗文化財